直近のETH/JPYの値動きを追っていくと、今年1/24に付けた安値24.5万円を底に短期上昇局面となり、今年2/10に付けた38万円の高値まで54%上昇した。そこから現時点まで高値を下げながら推移しており、現在は38万円から13.7%調整された33万円付近を推移している状況だ。
金融市場全体では、3/17のFOMC(連邦公開市場委員会)においてFRB(米連邦準備制度理事会)は「政策金利の継続的な引き上げが妥当だと考える」と発表した。また、必要があれば金融引き締めペースを速める考えにも言及した。今年は0.25%の金利上昇幅を一回として、計7回利上げをするとの見解を見込んだ。
FOMCがタカ派寄りであったことから、リスク資産売りが誘発されるかのように思われたが、S&P500やダウ平均株価などは安値から2%を超える上昇幅を記録し、意外にも陽線で引ける結果となった。
暗号資産市場も例にもれず、BTCは底値から5%を超える上昇幅を記録した。
このことから、引き締め懸念で売られたリスク資産が、いわゆる“うわさで売って事実で買い戻す”動きを見せた可能性も考えられる。去年から継続して議論されてきた金融引き締めに市場が対応してきたイメージだろうか、今後の動向にも注目していきたい。
そんな市場環境の中、ETH/JPYは今後どうなっていくだろうか、ライン分析を用いて分析していく。
今回分析を行う上で重要なラインとして、以下2つの線を引いてみよう。
・Aチャネル(1/24の安値:24.5万円と2/10の高値:38.0万円を起点として引いたチャネルライン)
・Bチャネル(2/24の安値:26.3万円と3/2の高値:35.0万円を起点として引いたチャネルライン)
現在の相場状況は、順当に安値を切り上げてはいるが高値を更新してはいないため、ダウ理論的にはレンジ相場の状況であり、価格は煮詰まり局面にあるといえるだろう。
直近のETH/JPYの値動きを追っていくと、今年1/24に付けた安値24.5万円を底に短期上昇局面となり、今年2/10に付けた38万円の高値まで54%上昇した。そこから現時点まで高値を下げながら推移しており、現在は38万円から13.7%調整された33万円付近を推移している状況だ。
金融市場全体では、3/17のFOMC(連邦公開市場委員会)においてFRB(米連邦準備制度理事会)は「政策金利の継続的な引き上げが妥当だと考える」と発表した。また、必要があれば金融引き締めペースを速める考えにも言及した。今年は0.25%の金利上昇幅を一回として、計7回利上げをするとの見解を見込んだ(3/17 ロイター)。
FOMCがタカ派寄りであったことから、リスク資産売りが誘発されるかのように思われたが、S&P500やダウ平均株価などは安値から2%を超える上昇幅を記録し、意外にも陽線で引ける結果となった。
暗号資産市場も例にもれず、BTCは底値から5%を超える上昇幅を記録した。
このことから、引き締め懸念で売られたリスク資産が、いわゆる“うわさで売って事実で買い戻す”動きを見せた可能性も考えられる。去年から継続して議論されてきた金融引き締めに市場が対応してきたイメージだろうか、今後の動向にも注目していきたい。